革の仕事は、手と目をフルに使う作業です。
作業台の前に座って、革を縫い進めていく。集中力がいる作業ですが、ふと気づいたことがありました。
耳だけは、ずっと空いている。
この発見が、私の在宅ワークの時間の使い方を大きく変えました。今日は、その話を書きます。

子育てと仕事に追われて、本が読めなくなった
子どもが生まれてから、まとまった読書時間がほとんどなくなりました。
会社員で働いていた頃は、通勤電車の中で本を読む時間がありました。でも在宅ワーカーになってからは、その時間自体がなくなりました。仕事と家事と育児に追われる毎日の中で、読みたい本が手元に積まれていく一方でした。
「いつか時間ができたら読もう」と思いながら、その「いつか」はなかなか訪れませんでした。

耳が空いていることに気づいた
そんなとき、ふと気づいたのです。
革を縫う作業は、手と目に集中力を使います。でも、耳は完全に空いている。
この空いている耳を使えば、読めなかった本が読める。聴けなかった話が聴ける。そう思って、オーディオブックのAudibleを始めました。
Audibleで小説の世界に入り込む
作業中に小説を聴くようになってから、革の仕事の時間がまったく違うものになりました。
物語に集中しながら手を動かしていると、不思議と作業効率も上がります。次の展開が気になって、むしろ手を止めたくないという気持ちになることもあります。
子育てと仕事で読めなかった小説が、こうして「聴く本」として私の生活に戻ってきました。これは想像以上に大きな変化でした。
金融系の本で投資の勉強もしている
小説だけではありません。
Audibleでは金融系の本もよく聴いています。投資の仕組み、お金の知識、将来への備え方。子どもの教育費や野球の費用を考えると、お金について学ぶことは避けられないテーマでした。
実は、私が投資の知識や考え方を深めたきっかけも、Audibleで聴いた一冊の本でした。育児や仕事で勉強する時間が取れないと思っていた私にとって、これは大きな転機になりました。
本を読む時間がないからと諦めていた知識が、作業中にどんどん蓄積されていく。これが在宅ワークの隠れた特典だと、今は思っています。
手と目は仕事に、耳は学びと楽しみに
この働き方を続けてきて、改めて思うことがあります。
在宅ワークは、時間の使い方を自分でデザインできる働き方です。
手と目を使う作業の間も、耳という別のチャンネルを活用すれば、もう一つの時間を生み出すことができます。子育てと仕事に追われて「自分の時間がない」と感じているママにこそ、知ってほしい方法です。
どんな作業のときに聴いているか
すべての作業中に聴いているわけではありません。
細かい工程や、特に集中力が必要な場面では、無音で作業することもあります。でも、ミシンで縫い進める時間や、ある程度手が慣れている作業のときは、耳が完全に空いています。
そういう時間を狙って、小説や金融系の本を聴くようにしています。作業の種類に合わせて、聴く・聴かないを自分で調整できるのも、在宅ワークの自由さの一つです。

在宅ワークを始めたいママへ
在宅ワークを始めたら、自分の時間がもっと減るんじゃないかと心配する人もいると思います。
でも実際は、工夫次第で新しい時間を生み出すこともできます。手と目を使う作業の中に、耳を使う時間を組み込む。これだけで、読みたかった本が読める、勉強したかったことが学べる時間に変わります。
子育てと仕事に追われる毎日の中でも、自分を育てる時間は作れます。耳が空いている時間を活用することは、その小さな一歩になるかもしれません。
遠回りしながら、自分も育てている
革の仕事をしながら、小説の世界に浸り、お金の知識を身につける。
一見遠回りに見えるこの時間の使い方が、私自身を少しずつ育ててくれています。子どものために働きながら、自分のためにも時間を使う。そのバランスを見つけられたことが、在宅ワークを続けてきて得た大切な気づきです。
これから在宅ワークを始めようと思っているママへ。耳が空いている時間、ぜひ活用してみてください。





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